ゴールド免許からブルーに…。自動車保険が高くなるのを防ぐ方法

自動車保険には、ゴールド免許割引があります。

たくさんある割引のなかでも、ゴールド免許の割引率は大きいです。

保険会社によって違うものの、約10%ほど割引をしているところが多いです。

ということは、もとの保険料が10万円なら1万円の差! 5万円なら5千円の差ということになります。

しかも、ゴールド免許の有効期限は基本的に5年。

保険料の差も、5年間続くことになります。

1年間で1万円違うなら、5年間で5万円! 5千円の差でも5年続けば2万5千円です。

大きいですよね。

今回は、ゴールド免許からブルー免許になってしまって割引が使えなくなってしまっときに、どうやって保険料アップを防げばいいかを解説します。

ゴールド免許で、自動車保険はどれだけ下がる?

ゴールド免許割引で、いくらぐらい保険料が安くなるかは保険会社によって違います。

だいたい10%程度の割引をしている会社が多いです。

保険会社 ゴールド割引率
東京海上日動 非公開
三井住友海上 10%
損保ジャパン 12%
ソニー損保 10%
チューリッヒ 非公開
SBI損保 最大20%割引

10%というのは、他の割引と比べると、その大きさが分かります。

損保ジャパン日本興亜社を例にとってみてみましょう。

割引の種類 割引率
ゴールド免許割引 12%
運転者の家族限定 約1%
運転者の本人配偶者限定 約7%
エコカー割引 約3%
ASV割引 9%

いくつもある割引のなかでも、トップクラスの割引率になっていることがわかります。

ゴールドとブルー免許の保険料の差

実際に、見積もりを取って確かめてみました。

●損保ジャパン日本興亜 ●THE クルマの保険 ●30歳 ●アクア(平成27年12月) ●通勤・通学利用 ●15等級 ●26歳以上限定 ●対人:無制限 ●対物:無制限 ●人身傷害保険:5,000万円 ●車両保険:150万円(車対車+限定危険) ●弁護士費用あり

ブルー免許 ゴールド免許 差額
79,770円  70,730円 9,040円

もともとの保険料が約8万円で、差額が約1万円!

これだけ保険料が上がってしまったら痛いですよね。

保険料アップを防ぐ方法

ゴールド免許からブルー免許になってしまうとき、どうすれば保険料アップを防げるでしょうか。

次の2つのパターンに分けて解説します。

  1. 保険のスタート時点で、ゴールド免許が有効なケース
  2. 保険のスタート時点で、ブルー免許のケース

1. 保険のスタート時にゴールド免許が有効なら「長期契約」を検討する

「違反をしてしまって、次の免許の切替のときには、ブルー免許確定…」

そんなときには、自動車保険を長期契約にすることを検討しましょう。

通常では、自動車保険は1年間の契約になっていて、毎年の更新になります。

一方、実は2年や3年といったように長期の契約ができる会社もあります。

ゴールド免許割引は、「保険のスタート時点(保険始期)」で、免許の色が何色になっているかで適用できるかが決まります。

不思議なことですが、保険のスタート時点でゴールド免許を持っていて3年契約にすると、ブルー免許になってしまっても、その3年間はゴールド免許割引が適用されます。

分かりやすいように、例を使って1年契約と3年契約の比較をしてみましょう。

保険のスタートが2017年10月1日、免許の有効期限は2018年の2月だとしましょう。

この場合、ゴールド免許割引の適用はどうなるでしょうか。

 保険の期間 実際の免許の色 3年契約 1年契約
2017年10月1日~ ゴールド 割引あり 割引あり
2018年10月1日~ ブルー 割引あり 割引なし
2019年10月1日~ ブルー 割引あり 割引なし
2020年10月1日~ ブルー 割引なし 割引なし

3年契約にすると「ゴールド免許割引」が3年間、確定するので、途中で免許の色がブルーに変わっているのにゴールド免許割引が適用されます。

もちろん3年契約にしたとしても、3年後に保険の継続をするときには、ブルー免許扱いになることは避けられません。

とはいえ、もともと1年契約では割引を適用できない2年間分、ゴールド免許割引の期間を引き伸ばすことができるのは大きいです。

2. 保険のスタート時にブルー免許なら

すでにブルー免許になってしまっている場合には、保険料アップを防ぐ方法は2つしかありません。

補償を見直すか、保険会社を見直すか、です。

ただ、補償を見直すか、保険会社を比較するか、どちらを先にすればいいかを迷ったら、迷わず保険会社を比較するほうを優先してください。

補償を見直すのは、保険会社を比較した後にしましょう。

補償を見直せば、たしかに保険料は安くなります。

が、それは保険で対応できる範囲を減らしているだけのことです。

安易に補償を削って事故のときに困ってしまうようでは、保険をかける意味がありません

保険会社を比較すれば、同じ補償内容でも年間で2万円や3万円の保険料が違うこともあります。

補償を削るよりも、きっちりした補償を安く提供している会社を探すほうが絶対にお得です。

保険会社を比較することで安く抑える

保険会社の比較をするのを優先させるとはいっても、1社1社見積もりを取っていたら大変です。

そんなときには「保険の窓口 インズウェブ」のような一括見積もりサービスを使うのがおすすめです。

1社の見積もりを取るのと同じだけの手間(5分ほど)で、最大20社の見積もりを取ることができますよ。

特に、今の保険が自動車ディーラーや保険代理店を通じて入っているなら、ネット経由の「ダイレクト型」に変えることで、大幅に安くなるケースがあります。

ブルー免許になったのに逆に安くなる!?なんてことも十分ありえます。

実際に、損保ジャパンとソニー損保で見積もりを取ってみたところ、

保険会社 年間保険料
損保ジャパン(ゴールド免許) 70,730円
ソニー損保(ブルー免許) 49,880円
差額 20,850円

補償の内容をすべて同じにして、免許の色だけを変えて見積もりをしてみました。

ソニー損保はブルー免許なのに年間の保険料が49,880円(インターネット割引あり)。

損保ジャパンの「ゴールド免許割引あり」よりも圧倒的に安かったです。

同じ補償で、保険料に差があるなら安いほうがいいのは当たり前のことですよね。

ぜひ一括見積もりを上手に使って、おトクな自動車保険を探してみてください。

>>一括見積もりでおトクな自動車保険を探してみる

補償を見直すことで安く抑える

補償を見直すのは、最後の手段にしましょう。

もし補償を見直すとしたら、真っ先に検討するのは「車両保険」です。

自動車保険で一番、保険料を左右するのは車両保険だからです。

車両保険には、「一般車両保険」「エコノミー車両保険」「車両保険をつけない」の3つの選択肢があります。

一般車両保険は、相手のある事故から自損事故まで、幅広く補償をしてくれます。

その分、保険料も高めで、車両保険をつけないのにくらべて2倍近い保険料になります。

エコノミー型の車両保険にすると、「自損事故」は対象外になり、「相手が確認できる事故」を中心に補償の対象になります。

一般車両保険にくらべて、補償の範囲は狭くなりますが、その分、保険料も安いです。

車両保険の見直しについては、こちらの記事も参考にしてください。

関連記事>>車両保険。エコノミーと一般(フルカバー)のどちらを選ぶ?相場は?

免許の色の虚偽申告は事故のときにバレる

なお、免許の色の虚偽申告は絶対にやめておきましょう。

契約のときに免許の現物を確認してくるケースもありますし、もし現物の確認がなくて虚偽申告が通ったとしても、事故で保険を使うときに必ず免許証のコピーを要求されますのでバレます。

免許の色はとても大事な情報で、「告知事項」になっています。

本当のことを保険会社に言う(告知する)義務がありますよ、ということです。

「告知事項」で嘘をつくと、保険会社は「お客様が義務を果たさなかったので、保険会社としても補償をする義務はありません」と主張することができてしまいます。

おとなの自動車保険の「告知事項とは、なんですか?」というページが分かりやすかったので引用します。

「告知事項」とは、危険(保険により補償する損害の発生の可能性)に関する重要な事項のうち、ご契約のお車を主に運転する方のお名前やご契約のお車の詳細など、お申込みの際に当社にお知らせいただく項目をいいます。

事実と異なる内容を告知された場合は、当社はご契約を解除させていただくことがあり、また、解除した場合には保険金をお支払いできないことがあります。

免許の色を虚偽申告しても、いいことは何もありませんので、絶対にしないようにしましょう。

そんなことをしなくても安い保険会社を探したり、補償の見直しをすれば、保険料アップを防ぐことはできます。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、ゴールド免許からブルー免許になってしまうときに、保険料アップを抑える方法を解説しました。

ゴールド免許割引は大きな割引ですが、保険会社を見直すことで、保険料アップを抑えたり、場合によっては、もともとよりも安くなるケースもありますよ。

しっかり保険会社を比較して、賢く自動車保険とつきあいたいですね。

自動車保険を安くするテクニックを知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

必要な補償を残しつつ自動車の任意保険を安くする9つの方法