【保存版】自動車保険を安くする10の方法(2018年対応)

自動車を運転する以上、かけておきたい自動車保険。

事故が起きたときには、相手との交渉から賠償金の支払いまで保険会社が代行してくれるので、本当に頼りになる保険です。

一方、事故がなければ掛け捨てになってしまいます。

「いくら大切なものといっても、それほど事故をするわけでもないし…」

そう思うと、事故があったときに対応できる最低限の補償を用意しつつ、できるだけ保険料は安くしたい

こう感じるのが自然じゃないでしょうか。

今回の記事では、必要な補償を残しながら、それでも自動車保険を安くする10の方法を徹底的に解説します。

自動車保険を安くする10の方法

  1. 保険会社を比較して自分にぴったりの保険を選ぶ
  2. 保険料を一括払いにする
  3. 「運転者年齢条件」「運転者限定」を見直す
  4. 「車両保険」の有無や、種類を見直す
  5. 免責を設定する
  6. 搭乗者傷害保険を外す
  7. 車の利用目的、年間走行距離
  8. 他の保険と重複している特約を外す
  9. 保険料の高い車に、進んだ等級を割り当てる
  10. 先進安全自動車(ASV車)に乗り換える

1. 保険会社を比較して自分にぴったりの保険を選ぶ

  • 節約効果:★★★★★
  • 手軽さ:★★★

まっさきにおすすめしたいのは、保険会社の比較です。

自動車保険に入るには、ディーラーや保険代理店から加入する方法と、インターネットを通じて加入する方法の2通りがあります。

ディーラーや保険代理店から加入すると、たいていは大手損害保険会社のどこかになります。

  • 東京海上日動株式会社
  • 三井住友海上株式会社
  • あいおいニッセイ同和株式会社
  • 損保ジャパン日本興亜株式会社

この4社だけで、自動車保険のシェアは90%近くにのぼります。

補償の内容はどこも似たりよったりです。

保険料も、たしかに違いはありますが、年間1万円から1.5万円ほどの違いになることが多いです。

一方、インターネットを経由して加入する自動車保険(ダイレクト型とよばれます)では一気に保険料が下がります。

毎年2万円から5万円程度、保険料が下がるケースが多いです。

ダイレクト型の自動車保険では、保険の契約をインターネットで行っているため、人件費や支店の維持費といったコストを安く抑えることができるためです。

保険会社の店舗は、一等地にあることが多いですよね?

そういった経費が安く済むので、ダイレクト型の自動車保険は割安になるんです。

同じような補償なら、保険料は安いほうがいいですよね。

とはいえ、いくつもある保険会社からいちいち見積もりを取るのは面倒です。

そういうときには、「保険の窓口インズウェブ」のような一括見積もりサービスを使うのがおすすめです。

900万人以上が利用していて、利用者アンケートでは平均で30,035円も保険料が安くなっているという結果がでているので、試してみない手はありません。

自動車保険の証券を用意して5分ちょっと入力するだけで、複数の保険会社の見積もりをまとめて取ることができます。

もちろん無料ですし、ほとんどの会社がメールで見積もりを送ってくるので、ゆっくり比較できますよ。

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2. 保険料を一括払いにする

  • 節約効果:★★
  • 手軽さ:★★★★

補償の内容は同じでも、どうやって支払うかで保険料は変わります。

「一括払い(年払い)」のほうが安く、「分割払い(月払い)」は高くなります。

分割払い(月払い)にすると、分割手数料が5%ほど上乗せされてしまうからです。

年間60,000円の保険なら、分割払いにすると63,000円になってしまいます。

保険料が高ければ分割払いになるのも仕方ありませんが、払える金額なら一括払いにしてしまうほうがおトクです。

3. 「運転者年齢条件」「運転者限定」を見直す

  • 節約効果:★★★
  • 手軽さ:★★★★

自動車保険は、「運転する人を限定する」ことで保険料が大きく下がります。

「運転者の年齢条件」と「運転者の限定」です。

年齢条件では、車のドライバーの年齢を「年齢問わず補償」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」といった形で設定することができます。

年齢条件を上げれば上げるほど、保険料は下がります。

特に「年齢を問わず補償」「21歳以上」「26歳以上」といった区分は、保険料を大きく左右します。

年齢条件で誤解がよくあるのは、原則「同居の親族に適用される」という点です。

例えば、ひとり暮らしをしている18歳の子どもが、お正月に帰ってきて実家の車を運転するようなケースを考えてみましょう。

このとき、年齢条件を「年齢を問わず補償」にしておかないと無保険になってしまう、と思いがちです。

ですが、別居の子どもがたまに帰ってきたときに運転するだけなら、「35歳以上」でも問題ありません。

無駄な保険料を払わなくてもすむように、適切に設定しておきましょう。

関連記事>>「35歳以上限定」でも18歳が補償できる?自動車保険の「年齢条件」で勘違いしやすいポイント

運転者限定は、「本人・配偶者限定」「家族限定」「限定しない」から選ぶ形になります。

補償の範囲を狭くするほど、保険料を下げることができます。

ただし、車を貸したりするときには保険が使えなくなりますので注意しましょう。

4. 「車両保険」の有無や、種類を見直す

  • 節約効果:★★★★
  • 手軽さ:★★★

もし補償を見直すのであれば「車両保険」の見直しが一番コストダウンになります。

車両保険には「つけない」「限定車両保険」「一般車両保険」の3パターンがあります。

大まかにいうと、

  • 限定車両保険⇒車両保険なしの1.5倍程度の保険料
  • 一般車両保険⇒車両保険なしの2倍近い保険料

になります。

とはいえ、保険料が高いのは、それだけ事故が多いことの裏返しです。

車両保険は、事故のときには本当に頼りになる保険でもあります。

車両保険の選び方はこちらに詳しくまとめていますので、見直しの参考にしてください。

関連記事>>車両保険。エコノミーと一般(フルカバー)のどちらを選ぶ?相場は?

5. 免責を設定する

  • 節約効果:★
  • 手軽さ:★★★★★

自動車保険には「免責金額」を設定することができます。

わかりやすくいえば、「自己負担額」のことです。

「対物賠償」や「車両保険」で設定することができます。

例えば、対物賠償に3万円の免責金額を設定するとします。

そうすると、相手の車を壊してしまって30万円の修理費を払わないといけない、となると、保険会社は30万円(修理費)-3万円(免責金額)=27万円を保険金として支払うことになります。

免責を高く設定すればするほど、保険料は安くなります。

ただ、安くなる保険料は年間1,000円~3,000円程度です。

あまり高額な免責にすると、事故のときの負担感が大きくなりますので注意しましょう。

関連記事>>【自動車保険の節約術】免責をつけることで保険料を安くする

6. 搭乗者傷害保険を外す

  • 節約効果:★★
  • 手軽さ:★★★★

自動車保険のなかには「自分たちのケガ」への補償が2つあります。

一つが「人身傷害保険」

もう一つが「搭乗者傷害保険」です。

どちらも運転している人や、一緒に乗っている人のケガに対して保険金を支払う保険なので、「人身傷害保険」だけを残して「搭乗者傷害保険」を外すという方法があります。

どうして人身傷害保険を残すのかというと、そのほうが補償が大きいからです。

人身傷害保険は、実損払いです。

事故で起きてしまった損害の実額が、保険から支払われます。

ですので、人身傷害保険を契約するときに決めるのは「限度額」だけです。

3,000万円、5,000万円、1億円といったように、上限を決めて契約します。

その範囲内で、自分たちの治療費や休業損害などが保険から出ます。

一方、搭乗者傷害保険は、定額払いです。

定額払いというのは、保険の契約のときに「いくら支払われるか」を確定させてしまう方法です。

例えば、「入通院5日以上で10万円」といった形で契約をします。

人身傷害保険と搭乗者傷害保険の両方に入っていれば、どちらからも保険金が出ますので万が一のときに助かるのは事実です。

ただ、どちらも自分たちのケガの補償という点で、補償が重複する部分があります。

保険料を安くしたいときには、補償の手厚い人身傷害保険だけにするのも一つです。

7. 「使用目的」や「年間走行距離」を適切に設定する

  • 節約効果:★★★
  • 手軽さ:★★★

自動車保険では、「使用目的」や「年間走行距離」に応じて、保険料が変わります。

「使用目的」は、「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」という3つの分類が一般的です。

日常・レジャー使用の保険料が一番安く、業務使用が最も高くなります。

使用目的によって保険料が変わりますので、適切に設定するのがポイントです。

例えば週に2日ほど通勤で車を使う場合、その車の使用目的は「通勤・通学」になるのでしょうか?

実は、週に2日程度なら「日常・レジャー」で問題ありません。

自動車保険の「使用目的」は、最もメインになる使い方を設定すればいいことになっています。

「メインになる使い方」を具体的にいうと、一ヶ月のうち半分(15日)を超えるなら、その使い方を申告しなければいけません。

ですので、週に2日の通勤であれば、月に10日くらいですから「通勤・通学」ではなく、日常・レジャーで問題ありません。

一方、例えば週に4日の通勤となれば「通勤・通学」にしておく必要があります。

また、年間走行距離で保険料を決める会社もあります。

「3,000km以下」「3,000km超~5,000km以下」「5,000km超~7,000km以下」といったように、走行距離を申告して保険を契約します。

当然、走る距離が少ない車ほど、事故のリスクが少ないので保険料が下がります。

8. 重複している特約を外す

  • 節約効果:★★
  • 手軽さ:★★★★

お家にある車は1台だけでしょうか。

それとも、2台、3台と複数でしょうか。

もし複数の車を持っているなら、補償が重複する特約があるかもしれません。

重複しやすいのは、

  • 個人賠償責任特約(日常生活賠償責任特約)
  • 弁護士費用特約
  • ファミリーバイク特約
  • 人身傷害保険の車外事故補償

こうした特約は、1つの特約があれば、同居の家族が全員対象になります。

ですので、家族の自動車保険の証券をチェックしてみて、上記のような特約が何台もついているようであれば、1台だけ特約を残して、ほかの車の特約は外してしまっても良いでしょう。

また、個人賠償責任特約は、自動車保険だけではなく「火災保険」や「傷害保険」にもつけることができるので、重複していないかどうか、自宅の火災保険などもあわせてチェックしてみてください。

関連記事>>【自動車保険の節約術】補償が重複!?チェックしたい4つの特約

9.保険料の高い車に、進んだ等級を割り当てる

  • 節約効果:★★★★★
  • 手軽さ:★

できるタイミングが限られますが「保険料の高い車に、進んだ等級を割り当てる」ことで保険料を下げる方法があります。

例えば、すでに軽自動車を持っていて、そこにプリウスを買い足すようなケースです。

軽自動車に適用されている等級(無事故割引)が20等級だとしても、プリウスは7等級(セカンドカー割引を利用)からのスタートで、割引が少ないです。

ですが、本当は、プリウスのほうが軽自動車よりも保険料が高いので、プリウスを20等級、軽自動車を7等級にしたほうがトータルの保険料が安くなります。

車が増えたり、減ったりするときには、今書いたような「有利な等級の割当」をすることで、トータルの保険料を下げることができるケースがありますので、ぜひ相談してみてください。

10. 先進安全装置付きの車を選ぶ

  • 節約効果:★★★★
  • 手軽さ:★

車を買い換えるタイミングでしか選べませんが、先進安全自動車(ASV車)に乗り換えるのも有効です。

  • 自動的にブレーキ制御を行う「自動ブレーキ」
  • 車線を認識し、車線からはみ出した際にアラートを出したり、ハンドル操作を支援する「車線維持支援装置」

こうした安全装置がついた車は、先進安全自動車(Advanced Safety Vehicle)と呼ばれています。

2018年1月より、損保会社各社が、先進安全自動車の自動車保険の割引をスタートする予定です。

割引率は、9%程度。

9%というのは非常に大きく、自動車保険の割引のなかでは、ゴールド免許割引に匹敵します。

確かに自動車を購入するときには、先進安全自動車は値段が高いかもしれません。

ですが、事故の確率を大きく下げることができ、自動車保険料も安くなるのであれば、その値段分の価値はあるのではないでしょうか。

関連記事>>ASV割引がスタート。自動ブレーキ搭載の車は保険料が割引に

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自動車保険を安くしながら、必要な補償を残すためのテクニックをまとめてみました。

それぞれのご事情によって、使えるテクニック、使えないテクニックがあるかもしれませんが、一部でも参考になるものがあれば嬉しいです。

なお、この記事では一般的な仕組みを解説していますので、実際に保険契約をするときには、保険会社や保険代理店の担当者に「適切な保険契約になっているのか」の確認をしながら使ってくださいね。