デメリットなく自動車保険を乗り換えるにはタイミングが大切

自動車保険を乗り換えるときに、どんなところに注意すればいいでしょうか。

このサイトでもよく比較していますが、自動車保険の保険料は会社によって全然違います。

人気車種の保険料相場をチェックしていると、年間で2万円や5万円といった差は珍しくありません。

もちろん、補償の内容は同じなのに、です。

補償が違っているなら差があるのも納得できますが、同じ内容でそれだけの差が出るのなら、保険会社を乗り換えたくなるのも当然です。

基本的には、保険会社を切り替えても、デメリットはありません

ただ、ほんの少しだけ守るべき注意点があります。

切替の手続きをきちんとしておかないと、最悪の場合、等級(割引)が引き継げずに、自動車保険がかなり値上がりしてしまうことがあります。

デメリットなく自動車保険を乗り換えるには

デメリットがないように自動車保険を乗り換える方法を解説します。

乗り換えのベストなタイミングは、満期

自動車保険を乗り換えるには、「満期」のタイミングが一番おすすめです。

満期の一ヶ月から二ヶ月くらい前には、今入っている保険会社から満期の案内が届くでしょう。

そうしたら「他社に切り替えるので継続しません」と保険会社に伝えておきましょう。

保険会社によっては自動継続になっているところもあるので、必ず「継続しない」と意思表示することが大切です。

代理店の担当者に言いにくいときはコールセンターへ

意思表示するといっても、ひょっとしたら担当者に言いにくい場合もあるかもしれません。

  • 引き止められるんじゃないか…
  • 事故で助けてもらったことがあるし…

もし担当者に言いにくければ、保険会社のコールセンターに直接電話するのがいいでしょう。

コールセンターはとにかくお客様からの要望を受け止めるのが仕事ですから、何の気遣いもなく「継続しません」と伝えることができます。

等級を引き継ぐために、7日以内に新しい保険を

継続しない旨を伝えたら、今度は新しい保険を用意しましょう。

注意することは一つだけです。

自動車保険の一番大きな割引である、無事故等級を引き継げる期間は7日間です。

なので、古い保険の満期から7日以内に新しい保険が始まるように手配すれば、保険会社の乗り換えは完了です。

(注意:引継ぎ期間が7日間なのは、6等級以上の場合です。1から5等級の場合には、デメリット等級とよばれ13ヶ月は引き継がなければいけません)

必要な書類は?

自動車保険を乗り換えるために、次の書類を用意しておきましょう。

  • 運転免許証
  • 今まで加入していた自動車保険の証券(証券番号が分かるもの)
  • 車検証

満期前で乗り換えるとデメリットが

もし満期以外のタイミングで乗り換えようとすると、大きなデメリットが出てきます。

等級の進行が遅れてしまう

無事故等級の進行が遅れてしまうんです。

通常、自動車保険は事故がなければ、一年で一つずつ等級が進んで、保険料が安くなっていきます。

ただ、途中で保険会社を切り替えた場合には、この等級が進むのが遅くなってしまいます。

2017年4月1日から2018年4月1日まで、A社で保険をかけていて15等級だとします。

この保険を2017年12月1日で解約して、別の保険会社(B社)に乗り換えるとします。

そうすると、B社の保険は等級が進まず、15等級が適用されます。

そこから、一年経って2018年12月1日にようやく16等級に進みます。

自動車保険の乗り換えを、満期のタイミングでおすすめするのには、こうした理由があります。

解約時の保険料は日割にならない(=不利になる)ケースがほとんど

保険会社によって規定が違いますが、解約するときには、日割になるケースはほとんどありません。

「月割」になったり、「短期率」と呼ばれる特殊なレート(割高です)が適用されるのが一般的です。

タイミングによっては、解約するのに追加の保険料を請求されることも十分ありえますので気をつけましょう。

それでも満期以外のタイミングで乗り換える場合

等級の進行が遅れてしまう等のデメリットは承知の上で、自動車保険を乗り換えたい場合には、次の2点に注意しましょう。

  • 今まで入っていた保険が確実に解約されていること
  • 今まで入っていた保険の解約日から、新しい保険のスタートまで7日以内であること

今まで入っていた保険を確実に解約しておくことが大切です。

もし万一、解約ができていない場合には、等級の引継ぎができなくなり保険料がかなり値上がりしてしまいます。

解約の書類を手元に控えておくなど、確実に解約して、解約日が分かるようにしておきましょう。

事故の対応が続いているのに乗り換えても大丈夫?

自動車保険の乗り換えを考えるのは、なんといっても保険料が上がってしまったときでしょう。

保険料が一番上がるのは、「保険を事故で使ったとき」です。

相手と揉めることもなくスムーズに解決すれば問題ありませんが、長引くこともあります。

相手が長期にわたって治療を続けていたり、過失の割合で揉めたりしているケースです。

そんなとき、事故で保険を使ったのに会社を乗り換えてもいいんでしょうか?

結論からいうと、まったく問題ありません。

事故の対応がすべて終わっておらず、まだ途中だったとしても、保険会社を乗り換えることはできますし、乗り換えたからといってデメリットはありません

保険会社は、保険の期間中に起きた事故に責任を負うからです。

現実問題として「事故で保険を使って、保険料が大幅アップしてしまった」というのは、保険を見直すきっかけになることが多いです。

等級の仕組みが平成24年に改訂されてから、自動車保険を使ったときの保険料アップがずいぶん大きくなってしまいました。

少なくとも年間3万円〜5万円ほど保険料が上がってしまいますし、それが3年間も続きます。

もちろん等級の仕組みは、自動車保険の業界共通ですので、保険会社を変えたとしても事故で下がった等級が元に戻ったりはしません。

ただ、保険会社によってもともとの保険料に大きな違いがあるので、保険料が上がってしまうのは仕方ないとしても、その上がり幅をグッと小さくすることはできます。

事故の対応が続いてるなか保険を切り替えるのは気が引けるかもしれません。

ですが、その分の保険料はすでに保険会社に払っているはずですから、遠慮することはありません

どの保険会社を選べばいい?

保険会社を乗り換えるときには、自分にとってベストの会社を選びたいですよね。

「自動車保険 おすすめ」といったキーワードで検索すれば、おすすめランキングを見つけることもできます。

ですが、ランキング上位の会社が必ずしも自分にとって条件がいいとは限りません。

いろんな要素が絡み合って保険料が決まるので、Aさんにとって一番有利だった会社がBさんにとってもいいとは限らないんです。

自動車保険を乗り換えるときには、実際に同条件で見積もりをとって比較するのが一番です。

とはいえ、何十社もある保険会社を一つ一つ比べるのは無理があります。

そこで、自動車保険の一括見積もりサービスを使ってみてください。

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