事故がないのに自動車保険が値上がり!? 6つの理由と対策

一度も事故を起こしていないのに、自動車保険が上がってる…。

自動車保険は、使わなければ、毎年毎年下がっていくのが普通です。

無事故が続けば、等級(割引率)が上がっていく「ノンフリート等級制度」があるからです。

6等級からスタートして、最高の20等級(63%割引)まで、毎年、数パーセントの割引が進んでいきます。

なのに、どうして事故がないのに保険料が上がってしまうんでしょうか。

今回は、事故がないのに保険料が上がってしまう主な理由6つと、対策を解説します。

事故がないのに保険料が上がってしまう6つの理由

  1. 車の料率クラスが変わった
  2. 保険料率が見直しをされた
  3. 運転する人の年齢が上がった
  4. 消費税の増税
  5. 免許の色が変わった
  6. 車を購入して時間が経った

1. 車の料率クラスが変わった

自動車保険の値段は、過去の事故率に応じて決まっています

特に、普通車の場合には、車の型式ごとに事故が集計され、事故の多い車の保険料は上がり、事故の少ない車の保険料は下がっていきます。

車の型式ごとに対人、対物、障害、車両の4つのカテゴリーが設けられ、それぞれに1から9の料率クラスが設定されています。

1が最も保険料が安く、9が最も保険料が高いです。

「型式別料率クラス」と呼ばれる仕組みです。

料率クラスは過去の事故率に応じて、1年に1度見直しが行われます。

ですので、自分が事故をおこしていなくても同じ型式の車に乗っている人の事故が多ければ、料率クラスが見直され、保険料が上がっていることがあります。

例えば、プリウスの事故が多くなっていくと、自分は事故をしていなくてもプリウスの保険料率が上がってしまいます。

なお、軽自動車には「料率クラス」はなく、一律の保険料になっています(2018年時点)

2. 保険料率が見直しをされた

ここ数年、自動車保険は値上げが続いていました。

値上げの理由は単純で、自動車保険が「赤字」だったからです。

分かりやすくイメージでいうと、保険会社は100万円の保険料を受け取っても、事故の対応や会社の運営経費などで105万円かかっているような状況が続いていました。

事故の件数は減っているものの、一件一件の事故に対する支払額が高くなっていたんです。

自動車がより安全性を重視するようになり、さまざまな安全装置が搭載されるようになりました。

システムやセンサーなどが搭載された自動車は、たしかに事故を起こしにくいものの、いったん事故となると、修理費が高額になるケースが多いです。

2016年頃からようやく収支が改善され、2018年には各社、値下げを行うというニュースも流れてきました。

毎年のように保険料が上がる時期はいったん終わったと思われますが、高齢のドライバーがますます増えていくとまた収支の悪化が起きる可能性もあります。

3. 運転する人の年齢が上がった

自動車保険では、事故率に応じて保険料が決まります。

統計的に見て、事故が多い世代の保険料が高くなり、事故が少ない世代の保険料は安くなってきます。

ですので、未成年の補償をする保険や、70歳以降の保険料はほかの年代にくらべてかなり高く設定されています。

保険料の計算のもとになるのは、主にその車を運転する人(記名被保険者)の年齢です。

契約者の年齢は関係ありません。

保険料の計算は、統計的に行われているので、事故がなくても自分の世代の事故が多ければどうしても保険料が上がってしまうのです。

4. 消費税の増税

消費税が増税されると、保険料も上がってしまいます。

保険料そのものには消費税はかからないのですが、消費税が増税されると支払う保険金が増えます。

自動車の修理費用等には、消費税をかけた状態で払わなければならないので、結局、保険会社の支払いが増えて、保険料アップにつながります。

消費税が5%から8%にアップしたときには、平均で2%前後の保険料アップが起こりました。

消費税が10%に上がったときには、ほぼ確実に保険料アップになってしまいます。

5. 免許の色が変わった

もし免許の色がゴールドからブルーに変わってしまうと、まったく同じ条件でも保険料は10%程度値上げになります。

ゴールド免許割引がなくなってしまうからです。

関連記事>>ゴールド免許からブルーに…。自動車保険が高くなるのを防ぐ方法

6. 車を購入して時間が経った

新車を買って自動車保険に入っていたのなら、「新車割引」が適用になっています。

この「新車割引」が2年ほど経つとなくなってしまうので、自動車保険が高くなります。

対策

自動車保険の値上げは、統計的な理由で起きてしまうことが多いです。

どんなに自分が事故を起こしていなくても、自分の年代や、乗っている車で事故が多ければ、その影響を受けてしまいます

仕方のない面もあるとはいえ、事故のない人にとってはつらい仕組みですよね。

とはいえ、自動車保険も、厳しい競争にさらされているので、それぞれの会社が特徴を出そうと必死になっています。

  • 事故の少ない世代(40代、50代)の保険料を安くしている会社
  • 保険料の高い未成年の補償を、割安で提供している会社
  • ゴールド免許の人の保険料を安くしている会社
  • 軽自動車が安い会社

いろんな保険会社がありますので、自分の条件に一番あった自動車保険を探してみましょう。

「保険の窓口インズウェブ」のような、一括見積もりサービスを使うと、ほんの5分ほどで最大20社の比較をすることができます。

900万人以上が利用して、平均で30,035円も保険料が安くなっている実績がありますので、おすすめですよ。

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